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翌朝、布団の上でグダリとしていると、遠くからドンチャカブンチャカ楽しげな音が響いて来ました。何だろうと外に出てみると、お獅子と巨大な人形が練り歩いていて、子どもたちが周りを取りかこんではしゃいでいます。

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これは Prek vosa と呼ばれる地域の伝統行事で、1年に1度、1か月くらい行われるそうです。各家庭を回って獅子舞を奉納して家内安全を祈願するものですが、見ていると様々な作法があって、実に興味深いのです。

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これはお寺の行事で、要するに、寺で生活する僧侶たちの暮らしを保証するためのお布施集めの行事のようです。どの家でも出していました。しかも1度だけではなく、1日に2度、翌日にはまた違うグループがやって来たりするのですが、毎回出しているようです。

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現代の日本ならば、おそらく″ありがた迷惑″な話ですが、上座部仏教の国では、仏教と地域の繋がりは強く、かつては子どもの教育もすべてお寺がやっていたわけですし、現在でも福祉に関する事業は、寺が大きな関りを持っていることが多く、民衆の寺に対する崇拝の念は大きいのです。これは日々の托鉢でも感じることですが、毎朝毎朝何人ものお坊さんがやってくるたびに、靴を脱いでひざまづいてお布施を渡している姿を、どこに行っても見かけます。

セイハーの家にも、今日は2度やって来て、お母さんが、水と米と花とお布施を用意していました。