26日夕方、長野県松本市から、ゼミ旅行の私立高校生9人+引率教師1人の計10人が、定刻通りプノンペン国際空港に到着しました。

空港から市の中心部まで、私たちが使ったのは、なんと、フツーの路線バスです。なぜかというと、タクシーやトゥクトゥクは分乗しなければならず、やはり到着早々のことなので、無事に目的地に着いてくれるか心配です。それで、みんなで一緒に乗れるバスにしました。ものすごい大渋滞を間近で目にできるのも、彼らにとっては意味のあることです。もちろん激安料金で、ひとり45円でした。

3番のバスで1時間ちょっとでセントラルマーケットに到着。そこからまた歩いてホテルまで行って、チェックイン。まずは第一関門を無事にパスしました。異国に初上陸した高校生たちも、いやおうなく“非日常”の世界のトバ口に立たされることになるわけです。

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翌朝、歩いてトンレサップ川畔まで行き、右手彼方にメコン河を望む地に立ちました。この日は曇り空で比較的過ごしやすかったのですが、12月の松本からやって来た生徒たちには、温度差が20℃近くもあるので、体調管理に気を付けなければなりません。

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そこからワット・プノンに向かいました。ワットは寺院、プノンは丘という意味です。言い伝えによると、ペン夫人という富裕な未亡人が、川に流れ着いた流木の中に仏像を見つけ、それを祀るために丘の上に小さな寺院を建立したのがはじまりで、現在も多くの参拝客を集めています。プノンペンは、ペン夫人の丘という意味です。

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これがペンおばさんの像です。口紅を付け、煌びやかなネックレスを何重にもかけ、にこやかに微笑んでいます。

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ペンおばさんの隣にじいちゃんが座っていて(去年もこの人でした)、なにやら呪文を唱えながら、紅い「吉祥糸」というのを結んでくれます。旅の安全を祈願して、全員が結んでもらいました。おみくじのような、占いもやっています。

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その後に川下りの遊覧船に乗りました。1時間ほどメコンの本流まで出てぐるりと遊覧し、缶ジュースと山盛りのフルーツも出てひとり5元というのはお値打ちです。サンセットの時間のクルーズが人気だそうですが、この日はどんよりとした曇り空だったので、早い時間に乗りました。どうやら台風の影響だったようです。

メコンまで出ると、漁をしている小舟があちこちに見かけられます。水上生活をしている人たちもたくさんいて、彼方の高層ビルとは対照的で、参加した生徒たちには強く印象に残ったようでした。

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その後に行った「オルセー」という麺の店はお勧めです。モニボンブルバードとシャルルドゴールブルバードの交差点から西へ1分、遠くからでも看板がよく目立ちます。

この店にはどうやら厨房というものがないらしく、外の屋台のキッチンですべて作ってくれるみたいです。じっくり煮込んだスープがほんとうにおいしくて、カンボジアの米の細麺がつるつるといくらでも食べられそう。肉まんの具にもいろんなものが入っていました。最も、私が一番気に入ったのは、界隈の雰囲気で、この店の隣にある「茶館」と書かれた、姉妹店みたいな感じのカフェで、まったりとした時間を過ごしました。あ、残念ながら空気は悪いですね。