翌日は、アンコール・ワットのすぐ近くにあるプレダック村を訪れました。村の青年たちが、観光による村おこしに取り組んでいるところです。

朝8時、村からホテルまで、バンで迎えに来てくれました。私たちは総勢12人、およそ40分くらいで到着します。まずは村の市場の見学からです。

f:id:natsume2018:20181210150535j:plain

f:id:natsume2018:20181210150606j:plain

f:id:natsume2018:20181210150622j:plain

これはやっぱりお供えに使うのかなぁ。口に挟んでいるのはたぶん尻尾。これはとても栄養があるようで、以前いた中国の村では、一つ食べると一歳長生きするとかいってました。

f:id:natsume2018:20181210150635j:plain

たこやきみたいなもの。おいしかった、らしい。私が買ったのに、私までまわって来なかった。

f:id:natsume2018:20181210151024j:plain

f:id:natsume2018:20181210151115j:plain

これは天然木を杵で突いて粉にして線香を作っているところ。このおばあちゃんに歳を聞いたら、62歳といわれ、正直いってびっくり。ものすごく老けて見えたのです。連れ合いはクメール・ルージュに殺され、女手一つで3人の子どもを育ててきたそうです。実は、こういった年恰好の老人を見ることは、ほんとうにマレです。

f:id:natsume2018:20181210151727j:plain

f:id:natsume2018:20181210151747j:plain

カンボジアの米の細麺。水につけてふやかした米を、足踏み式の杵で突きます。

f:id:natsume2018:20181210171352j:plain

突いた米をしばらく布で包んでむらしてから、ところてん式の器具で細い面にして茹で上げます。2本の木の真ん中右寄りに器具があって、左側にお姉さんたちが乗って重みをかけると、下の煮立った鍋の中に細麺がちゅるちゅると出てきます。

f:id:natsume2018:20181210171414j:plain

茹で上がった麺を井戸の水でさらします。

f:id:natsume2018:20181210151802j:plain

f:id:natsume2018:20181210151817j:plain

その日のうちにすべて食べてしまうそうで、乾燥して保存することはないとか。小麦粉のような粘りがないから、多分切れてしまうんでしょうね。試食させてもらいましたが、メチャおいしくて、いくらでもつるつると喉を通ってしまいます。おかげで、すでに用意されていた昼ご飯を半分くらい断りました。

f:id:natsume2018:20181210152418j:plain

f:id:natsume2018:20181210152436j:plain

民家の出入り口にこんなカカシがちらほら。お守りだそうです。

f:id:natsume2018:20181210152624j:plain

f:id:natsume2018:20181210152641j:plain

みんなに一番ウケたのがこれ。赤いテラコッタの農道を爆走します。

f:id:natsume2018:20181210154901j:plain

まわりはだいたいこんな風景。この砂糖ヤシから砂糖をとります。

f:id:natsume2018:20181210155012j:plain

お寺の本堂で、伝統芸能のアプサラダンスを練習している少女たちがいました。

f:id:natsume2018:20181210155125j:plain

f:id:natsume2018:20181210155142j:plain

f:id:natsume2018:20181210155159j:plain

夕食の後、村の子どもたちに手伝ってもらって、みなでランタンを飛ばしました。ライスペーパーで作った大きなランタンです。ランタンの中に火を付けた小さな籠のようなもの(小さいランタンならろうそく)を入れ、気球があたたまったところで、ひとりひとり願い事をかけて、一二三の合図で空に放ちます。ちょうど月のない夜で、みんなの願い事でふくらんだランタンは、煌めく星屑のかなたにゆっくりゆっくりと上がってゆきました。

f:id:natsume2018:20181212192758j:plain

*プレダック村のことは、【9月17日 一ノ瀬泰造の“墓”】でもアップしています。ちなみに、この時に、泰造の墓ではない、ということを書きましたが、今回訪れると、入り口の看板から、「墓」という文字が消えていました。誰か、私と同じことを言った人がいたんですね。