3月末に帰国してからずいぶんと時間がたってしまいました。カンボジアにいるセイハーからは、早く帰れと、矢のような催促が飛んできます。

見ているだけで暑くなるバッファロー。

しかし、同時に送ってくる日々の気温のスクショを見ると、帰りたくても帰れない状況が続いていたのです。ここ最近は、ようやく35℃を下りましたが。

けれど、戻れなかったのは、暑かったからだけではありません。私は日々、‶営業″にいそしんでいたのです。何のコネもバックも経験もなく、いきなり無謀な起業をしたのですから、それも当然のことで、この間、自ら製作したチラシを持って、ほんとうにあちこち回り、かなりくたびれ果てました。

一番最初は、岡山に行きました。その後に名古屋。それから松本。名古屋にいったん戻って大阪へ。

移動はもっぱらバス。安くて便利だから。
栗東の近くで。馬好きの方はわかりますね。
名古屋と岐阜の中間あたり、尾張一宮。
再びバスで名古屋駅から東京へ。

ほんとうに久しぶりの東京でしたが、東京駅がこんなに緑に囲まれていてビックリ!いかにも作り物っぽいところもありますが、オリンピック対策なんでしょうか?写真は丸の内口の方です。八重洲口まで行くのは遠くて止めましたが、なつかしのレンガ造りの駅舎が残っているんでしょうね。学生時代にたびたびお世話になりました。

構内にあった駅弁ショップの飾りつけ。これは壁に貼り付けたものです。一時は廃れた駅弁が、今またはやっているのでしょうか?外国人観光客でいっぱいでした。これは確か蝋でできているんですよね、この技術こそ日本独特のもので、外国では見たことがないです。

これまたなつかしの新宿であれこれ人に会い、新大久保で1泊してから、山梨へ向かいました。ウン十年ぶりに高校時代の同級生に会うためです。

八ヶ岳の麓に広がる小さな森のたもとに友人の家はありました。ウグイスの鳴き声に起こされてから、近所をお散歩。暑くなく寒くなく、外気温十数度で、人間の身体に最も優しい気候です。 カンボジアに帰る前に、しっかりと日本の空気を吸い込んでおきました。

こんな茅葺の家がありました。築100年、かつての庄屋の家だそうで、現在は95歳のおばあちゃんのひとり暮らしです。 富士山はどこに見えますか?とうっかり聞いたのが‶間違い″で、延々と息子さんの話に付き合わされました。肝心の富士山は、残念ながら雲が多くて見られませんでした。

なぜでしょう、この辺りまで来ると、富士山が見たくなるんですよね。少し前の季節には桜が見たくなるように。自称‶コスモポリタン″もかなりいい加減なものかも。。。

標高が1000m近いここでは、田んぼは今水が引かれたところで、これからが代掻き、田植えのシーズンです。きれいに区画された田んぼは、メコンデルタの粗削りのそれとは趣が違いますが、やはり同じように美しい大地だなぁと思います。この大地から食物が生産され、人間の歴史を支えてきたんだという思いにふけりつつ、ああ早くカンボジアに戻らなければ、と考える私です。