プノンペンに来て4日目になります。宿泊は、私の常宿となっている Onederz ユースホステル。で、仕事がおわったところで、ブラブラとOnederz の裏道のあたりを歩いていたら、ちょっと変わった建物を見つけました。ウナローム寺院の境内です。ウナローム寺院というのはカンボジア仏教の中心的なお寺でもある有名寺院です。

いったいこれは何だろうと気になって、お寺の門をくぐってみました。

そうしたらこんな標識が出ていたのです。上に子どもたちの姿が見えたので上がってみました。

数人の子どもたちがボール遊びをしていましたが、いったいここは何だろうと、頭の中が???になっていると、日本人の若い女性が現れて、いろいろ説明してくれて、ようやく理解することができました。

「ひろしまハウス」というのは、1994年に広島でアジア競技大会が開かれたとき、内戦が終わったばかりのカンボジアでは選手を送り出すことが難しく、それを知った広島市民がカンボジア選手を支援したというのが、事の始まりだそうです。

後に「ひろしま・カンボジア市民交流会」が設立され、2011年11月に、市民の募金によって「ひろしまハウス」が建設されました。ウナローム寺院にいた日本人の僧が中心的な役割を担ったようです。当初は、原爆によって壊滅した広島の歴史を、内戦にさらされたカンボジアの人に知ってもらい、また職や家、親を失った多くの人がそこで暮らしながら学べる環境を提供する事をコンセプトに建設されました。

現在は、学校に行けない貧困家庭の子どもたちおよそ50名を対象に、読み書き、算数、そして英語、日本語を教えるクラスがあります。給食も提供されていて、運営資金はすべて民間からの寄付によっているそうです。

クメール語に翻訳された日本の絵本もあります。

これが教室。私が行ったときはすでに授業が終わった時間で、子どもたちの姿はありませんでした。

子どもたちを教える先生はすべてカンボジア人で、日本人は学校そのものの運営にかかわるだけだそうです。ソポアンさんという若い男性の先生とちょっとお話ししましたが、生き生き溌剌として、子どもたちの未来に夢と希望を持っていることがよくわかりました。日本語もおじょうずでした。

11月に松本から高校生がやって来ますが、ぜひここの子どもたちとの交流をプランに入れたいと思います。

ひろしまハウスの周りはこんな感じ。3枚目は路上の床屋さんです。