誰しも旅に出ると、ケガや病気が心配なもので、まして海外ともなればなおさら、ましてやカンボジアともなると、なおなおさら不安は尽きないものだと思います。私も旅行社を始めた以上、何かのときにすぐに対応してもらえる‶行きつけ″の病院を探しておかねばと思っていたのですが、見つかりました。

しばらく前に、私自身が風邪をひいて、なかなかスッキリしなかったので、ネットで探し、やはり日本人がいるところがいいと思って、ここに行きました。国道6号線を飛行場に折れる交差点を、反対側に折れて車で7,8分のところにあります。

たかが風邪ではありましたが、こじらせては面倒と、とにかく熱を下げて欲しかったのですが、診察してくれた院長先生の劉ドクター(横浜出身の在日中国人)は、「その程度なら薬など飲まんでよろしい。生姜湯でも飲んで、風呂に入って、安静にしていなさい」といって、ついに投薬いっさいなし、私のたっての希望で栄養剤の点滴を15分ほどやって終わり!あとは、中国の話で盛り上がっただけでした。およそ儲け主義とは縁のなさそうな病院で、しかしながら、スタッフの態度もきわめて丁寧、眼科や歯科まである総合病院で、私は一度で気に入ってしまったのです。

ここには看護師の三谷さんという日本人女性がいるのですが、他はドクターも含めてほとんどがカンボジア人です。友好病院の名の通り、在住日本人や観光客だけではなく、一般のカンボジア人もフツーに訪れていて、彼らには特別に安い医療費で診療しているそうです。

その三谷さんは若いけれども貫禄十分で、ほとんどこの病院を仕切っているのではないかという錯覚を起こさせるくらいなのですが、ここに来る前はどこに?と聞くと、「あ、ザンビアにしばらく」とさりげないお答えで、ああなるほどこの安定感は一夕に培われたものではないなと思わされました。病院の隣の寮に住み、24時間体制で勤務についているそうです。ちなみに、座右の銘は、「意志のあるところに道は開ける」。でも三谷さん、あまり無理をしないでくださいね。

病院は24時間、年中無休で、旅行保険に加入していればキャッシュレスで診てもらえます。また、ホテルへの往診も可能。もちろん、狂犬病、破傷風などのワクチンも常備されています。

お世話にならないことが一番に決まっていますが、もしもの時は連絡をとられたらいかがでしょうか?

ANGKOR JAPAN FRIENDSHIP INTERNATIONAL HOSPITAL(アンコール共生病院)

(855) 76 6777 879 / (855) 12 4083 14(日本語対応)